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01 大学誘致よりも
王子公園・王子動物園の充実を
大学誘致ありきで市民の施設をなくさないで
プールやサブグラウンドが廃止・縮小され、山並みなどの景観が損なわれること、さくら並木が伐採され、阪神・淡路大震災時に果たした防災拠点機能が失われる懸念があること…
王子公園・王子動物園の再整備については、市民から多くの心配の声が上がっています。
神戸市が2022年2月に実施したパブリックコメントでは、実に89%の市民が大学誘致に反対。また、王子公園・動物園をまもるための署名は6万5千人を超えるなど、市民・灘区のみなさんの民意は明確です。
市民の皆さんと協同して署名活動を行い、計画の修正を求めて活動していきます。
「家族で楽しめるプールは、なくさんといて」「テニスコートを縮小するのはやめて」「山並みがみえる景観をなくさないで」「大学なんて、なんでいるの?」
これだけの市民の声が寄せられているのに、久元市長は「大学の誘致のデメリットは何もない」(9月22日本会議での答弁)と大学誘致に固執し、王子公園の「売却」を公言。一度、切り売りされれば、二度と元には戻りません。
灘区のみなさんが愛着をもっておられる王子公園・動物園が、もっと充実されるように、引き続き署名を集め、灘区のみなさんの願い実現へ力をつくします。
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02 子育て応援の灘区を実現します。
中学校給食の自校調理と給食費無償化を!
保護者や住民のみなさんの働きかけが実り、2016年に中学校給食が実現しました。
しかし民間工場から配送されるデリバリー弁当方式の給食は「冷たい、美味しくない」と不評でした。
改善を求め何度も議会で取り上げるなか、ついに神戸市は「全員喫食のあたたかい中学校給食」を2025年度に開始すると表明しましたが、
いまだにコスト優先のセンター方式をとする方針を変えていません。
中学校でも安全で温かい自校調理・給食費の無償化・地元産や有機農産物を生かせる給食の実現を目指し頑張る決意です。
子どもの医療費の完全無料化へ!
兵庫県下41市町村のうち、神戸市を除いた40市町村が、子どもの通院・医療費を「中学生3年生まで無料」としています。
医療費無償化を求める陳情に対し、市は「子育て施策は他にもある」という理由にならない答弁で背を向けています。
現在0~2歳のみが自己負担なしとなっている子供の医療費を、高校卒業まで完全に無料にします。
2023年10月から、こどもの医療費助成がついに高校卒業まで拡充することになりました。外来医療窓口負担が小中学生と同様、400円となります。子育て世代からは「物価高騰のなかで助かるね」の声があがっています。引き続き、完全無料化を求めます。
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03 いつまでも住みやすい灘区に!
物価高騰から市民のくらしを守ります
終わりの見えないコロナ禍において、物価高騰の波がくらしを直撃しています。
市民のくらしを守るために神戸市にできることがあると、国民健康保険料・介護保険料の引き下げ・上下水道料金の減免を実行すべきだと対応を求めていきます。
高齢者のみなさんの生活を支える施策の実現を
加齢性難聴のための補聴器購入の助成、敬老・福祉パス制度の拡充に向けて、日本共産党神戸市会議員団が一丸となって取り組んでいます。
また灘区内には篠原伯母野山町など、日常のお買い物が困難な地域があり、支援が必要とされています。
高齢者のみなさんの生活を支え、地域の課題の解決に向けて尽力します。